BLENZ
[ 2009.09.20 ]
タンネのディナー@戸隠
長野市から、車で30分。ひたすら天に近づくように、急勾配の坂を上がっていくと、戸隠高原につく。
戸隠は、高原といっても、昔は修験者が山を駆け回り修行した霊山で、今でもいわなが住む池や、手つかずに近い自然がある。今回の長野行きは、ここで呼吸したい、ここで夏から続く妙な疲れを取りたいという願いがあって、計画したのだった。
戸隠を初めて訪れたきっかけも、先にご紹介した御本陣 藤屋の奎子女将さんに連れてきていただいたのだったが、今回はどうしても来たかった。
「あそこに行けば、元気をチャージできる」という確信があった。
それほど、以前数回来たときの印象が清明で、心地よいものだった。
でも、気がつけば、前回から8年もあいてしまった。
◆ ◆ ◆
だから、着いたときはうれしかった。
奎子女将さんが自ら運転して山まで連れてきてくださったが、宿泊先に向かう途中、ふもとの宝光社にまず参拝した。
その付近で、もう空気の澄み方がちがう。
でも、心から寛いだのは、宿泊先に選んだ「山の庭 タンネ」についたときだった。
ここのフランス料理のおいしさは有名で、以前にも女将さんと食べにきていたが、その頃はまだ藤屋が旅館としてやっていたので、タンネに泊るのは今回が初めてだ。
ディナーの前に、暖炉に火を入れてくださる。
外は、まだ暗くはない。蒼の濃度がゆっくりと増していく夕暮れの空をバックに、火が燃える。
それを何も考えずに見ているだけで、頭痛がとれていく。温かな気持ちが戻ってくる。
ディナーのコースは、ご覧のとおり。どの皿も、非常においしい。
若奥さんの実家で作っている、無農薬野菜の味の濃さも特筆ものだ。
また、たとえばスズキのソースも、パプリカを一度マリネにしてから作っているので、さっぱりしていて美味。もちろん、ワインも常備している。
これで、1泊2食つきで1万500円。
ありがたいお値段設定だ。
No TV
ケータイもつながらない(docomoはつながるそうだ)
No 電磁波
No Music
すると、鼻歌が口をついてでてくるw
silence
久しぶりに、静寂につつまれる至福。
一人で大の字になって寝る。






