Music Diary
[ 2010.05.26 ]
トニ・ブラクストンの新たな『パルス』
トニ・ブラクストンが「ソウルの殿堂」レーベル、アトランティックに移籍したというニュースが世界を駆け巡ったのは、ついこの間のことのよう。
そして5年振りに放つ新作『パルス』が、かなり熱い出来で仕上がりました。
1993年のデビュー以来、順風満帆の活動を続けてきたトニ。
アルバム総売り上げ4000万枚、グラミー賞通算6部門受賞といいますから、すごいものです。
ですが、そんなトニにも、21世紀に入ってからは試練が続いたのですね。
元マネージャーとのトラブル、
胸部の腫瘍(結果は良性だったそうですが)のために送った闘病生活。
ですから、この新作『パルス』には、今までには感じられなかった人生讃歌、
励ましのエネルギーがこめられています。
歌唱も以前に増してパワフル&ソウルフルになり、人生の苦難も喜びも赤裸々に歌いあげます。
〈ウーマン〉では、女性として「愛されたい」、「きれいだと言われたい」という切ない願いを歌い、〈ヒーロー〉ではあなた意外にはヒーローはいないと恋心を訴えます。
アルバムから聞こえてくるトニブラの熱意のこもったパルスは、きっと女性の共感を得ると感じています。







