Music Diary
[ 2011.07.23 ]
Makoto Ozone"LIVE & LET LIVE - LOVE FOR JAPAN"
3.11が起きてすぐ、小曽根真がしたのは、世界にいるミュージシャンの友人にメールすることでした。
彼の呼びかけで、ワールドワイドなヴァーチュオーゾが東日本震災復興のために一堂に会した本作。
ミュージシャンシップの温かさに、胸を熱くして聴きました。
チック・コリア(p)、そして師であるゲイリー・バートン(vib)とはチックの住むフロリダで、「ブルー・ボッサ」をレコーディング。その美しき情熱。
コリア夫人、ゲイル・モラン・コリアが歌う「サマータイム」には、この夏のための祈りがこめられています。
ちょうどノー・ネイム・ホーシズのミックスのためにニューヨークに行く予定があった小曽根は、クリスチャン・マクブライド (b)とジェフ・"テイン"・ワッツ(ds)と 、テインの曲「ゴールデイズ」でハードなグルーヴを聴かせ、そこにランディ・ブレッカー(tp)が加わった「ノー・グレイター・ラヴ」では骨太のスウィングを披露します。
このメンバーでは、別途レコーディングしてもらいたいw
アナ・マリア・ヨペック(vo)とは東京、サントリーホールでコンサートがあったばかりですが、ポーランド録音のショパン作曲「クヤヴィアク」が心を清めるよう。
ウクレレの既成概念を超えるジェイク・シマブクロとは、ジェイク曲の「ヴァリエーションズ・オン・ア・ダンス」で超絶デュオ。
ウクレレとはとうてい思えない、テク&曲想なんです。
パキート・デリヴェラ(cl)との14人編成の「 アダージョ」は、モーツァルトをモチーフに楽しく。
最後に収められた、唱歌「ふるさと」は、女優で小曽根夫人である神野三鈴の歌唱で。
彼女の澄んだ歌声と、小曽根の温かなピアノが、天にも届くまっすぐさで心を打ちます。
このすべての録音が、震災復興のために行われたのです。
感謝しかありません。
このCD「LIVE & LET LIVE - LOVE FOR JAPAN」の収益は、すべて公益社団法人企業メセナ協議会GBFund(芸術・文化による震災復興支援ファンド)に寄付されるそうです。







