Music Diary

[ 2009.04.11 ]

Is Quasimode hot or cool?

Japanese club-jazz-group Quasimode played at Blue Note Tokyo on March 22.The venue was more than packed and it proved their popularity.
Their style was "hot" more than being "cool". They played Blue Note classics with conga and horns.
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クオシモードの人気は、2008年に発表した第3作目のアルバム『サウンズ・オブ・ピース』が、クラブ・ジャズ・グループとして異例のオリコン・アルバム総合チャート60位代にランクインし、i-Tunesベスト・ジャズ・アルバムに選ばれたことからも知っているつもりでした。

ですが、3月 22日、ブルーノート東京で行われたライヴに行き、通路にまでスツール席が設けられ、会場を埋める聴衆に、これは思っていた以上の人気だと、会場を見渡しました。
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今年、ジャズの老舗レーベルである「ブルーノート」が創設70周年を記念し、さまざまな企画・イベントをにぎやかに行っていますが、このクオシモードも、ブルーノート・レーベルの名曲をカヴァーしたアルバム『モード・オブ・ブルー』をリリースしました。

それが時代のBGMといった雰囲気の、なかなかクールなアルバムで、わたしが持参したそのアルバムを、慶應義塾sfcのゼミ生たちは、「残留」の夜、一晩中かけていました。

クオシモードは、ライヴでもブルーノート・レーベルが誇るアフロ・キューバン〜ラテン・ジャズ・ナンバーを取りあげ、ジャズが元来もっていた踊りだしたくなるようなリズムとエネルギー、加えて意欲がほとばしる演奏を繰り広げました。

「コアなファンはもとより、ジャズを知らなかった人たちにも聴いてもらえる音楽をやりたい。ジャズを変えたい」と、2002年に始めたグループです。
そのために、(即興というよりは)メロディとメッセージを重視。見た目にも気を使いたいと、平戸祐介(p)、松岡"matzz"高廣(per)、須長和広(b)の3人のメンバーはこの夜もスーツ姿でした。

それに加えて、スペシャル・ゲストとして、モンドグロッソでおなじみの中村雅人(sax)、新進気鋭の類家心平(tp)と、実力と個性あふれる管楽器奏者をフロントに立てた演奏は、適材適所。結果、クオリティも高かったのです。

〈リトル・ビーズ・ポエム〉では平戸のピアノのイントロも力が入り、"matzz"がくりだすボンゴのリズムが、音楽を明るく照らします。
〈アフォロディジア〉の4管の迫力まで、一気に聴かせる構成力もあったのでした。
 メンバー編成、選曲にも努力のあとが感じられ、彼らの人気がクラブで徐々に、地道につちかわれたものだということが伝わってきました。

わたしは、その「根性」や「汗」がいいと思いました。

彼らは、「ジャズの楽しさを伝えたい」と言うのですが、今のところ楽しさよりは、努力が伝わってくる。クラブ系というより、体育会系。
でも、それで、いいじゃないですか。それはアルバムから受ける、クールな印象とは異なるものですが、かえってクオシモードにとっては誇っていいことだと思うのです。

その汗が、クオシモードを更なる高みへと押し上げていくのではないでしょうか。

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quasimode_J写.jpgQuasimode's 4th album "Mode of Blue"(TOCT-26657)

quasimode128.jpgMatzz(conga), Hirado(p) & Sunaga(b)

IMG_0008.JPGw Quasimode @ backstage of Blue Note Tokyo