Music Diary
[ 2009.07.28 ]
Radio / 木滑さんと貞夫さんを語る
「ちょっとさ、助けてくれない?」
2週間ほど前、マガジンハウス最高顧問、木滑(きなめり)良久さんから電話がかかってきました。
木滑さんは、「平凡パンチ」「AnAn」「ポパイ」「BRUTUS」という、それぞれの時代の最先端をいく革新的な雑誌をマガジンハウスで立ち上げてきた、スーパー編集長です。
お世話になって30年余年。
木滑ご夫妻には、涙がでそうになるほど温かなお心を幾度もかけていただき、「おとやん、おかやん」と、敬愛をこめて呼んできました。
その「きなさん」に、助けてなんていわれるのは、初めてのことです。
◆ ◆ ◆
聞けば、大好きな渡辺貞夫さんからのお名指しで、8月5日On Air NHK-FM「真夏の夜の偉人達」シリーズで、渡辺貞夫特集の回のおしゃべりをする。110分の番組用に、慣れない選曲もした。
しかし、音楽に関しては専門ではないから、「ヨウちゃんが話した方がいいに決まってるよね」ということなのでした。
きなさんは、自覚があるかどうかは不明確ですが、依頼の達人です。
江戸弁で、ことばは決して丁寧ではありませんが、「君はそうとうイイ」と、相手に思わせることができる指導の名人でもあります。
わたしは音楽ジャーナリストだけでは食べられなかった時代には、どんな雑誌にも、どんな内容の記事でも書きましたが、マガハのお仕事は楽しく、さまざまな才能が集結していたので、刺激にもなりました。
行くだけで楽しかったですね、創刊当時のPOPEYEやBRUTUSは。
徹夜しても楽しく、徹夜明けにみんなで行く、築地の市場での朝ご飯も楽しかった。
VAVA!青春な日々でした。
◆ ◆ ◆
今回のFM番組では、きなさんが「カルフォリニア・シャワーと、POPEYE創刊時の思い出」を話し、
「アンチ・エイジングより、ウィズ・エイジングを」という締めのお話まで、
きなさんにしかできないお話を色々聴くことができました。
わたし?
わたしが話したのは、貞夫さんの新作は70作目といわれているけれど、数えたら79作目じゃないの?といった、かわいくないことばかりw
でも、木滑さんと貞夫さんという、すばらしいお2人の薫陶を受けているなんて、自分で自分がうらやましかったですね。
きなさん、帰られてから、奥さまにおっしゃったそうです。
「アイツに頼んだのが、正解だったね」
最後に、思いついた、木滑さんと貞夫さんの共通点を書いておきます。
1.努力家 2.それを見せないこと 3.明るい
4.健康である 5.若い(ちなみに貞夫さん76歳、木滑さん79歳)
5.相手の社会的立場や年齢で、態度を変えない 6.好奇心が旺盛
7.すてきで明るい奥さまがいらっしゃる 8.&愛妻家
9.「ありがとう」とスタッフ、ご家族に言える
10.かなり無理をしてでも知人のお葬式にはでる
11.若い時より、ステキ!
では、8月5日、21:10~23:00. NHK-FM『真夏の夜の偉人達』シリーズ「渡辺貞夫特集」を聞いて下さいね。
貞夫さんの新作『Into Tomorrow』からも2曲、お届けします。







